満3歳で入園した娘は、公開体育の直前から二つの変化が見られました。
第一は、愛児園の坂を上り下りする時の縁石、駐車場の白線、家のフローリング…真っ直ぐな線を見つけると沿って歩かずにはいられません。
第二には、階段やステップ台、椅子、段差を見つければ繰り返し繰り返し登っては跳んでいました。
その姿を観て、運動の敏感期を楽しんでいるなぁくらいにしか思っていませんでした。
そして迎えた公開体育の日。
娘は、いくつかの器具運動から平均台を選び、慎重にその上を渡りきりました。
跳び箱運動では、跳び箱にのぼり両足でジャンプ!この二つの運動を敏感期という視点から捉えると、私にとって貴重な気づきありました。
娘自身が敏感期に即して「選んだ」動きが、日常生活の中でも顕著に表れました。
それは一か月以上経った今でも続いています。
娘の姿から、公開体育はその場限りの行事ではなく、子どもの敏感期に寄り添い、それを発揮する機会であり、終わっても続いていく…と私は感じています。
そんな娘の姿が楽しみで、朝早くに登園して坂を上り下りしたり、車のない駐車場の白線を歩いたりする日々が、とても貴重なものに思えるのです。
公開体育の感想
