ハレルヤ便り 2024年度 秋号

ハレルヤ便り

《巻頭言》
2024年も残すところ、あと数日となりました。
今年も温暖化を意識せざるを得ない暑さ、暖かさに危機感を感じるほどでした。
秋学期は公開体育、園外保育、秋の遠足、芋掘り、クリスマスと特別な機会が続きましたが、その度ごとに季節の恵みと子どもたちの成長を覚えました。
園外に出た時に、あるお友だちが歩きながら猿渡川の様子を目にして「先生、見て!風が吹くと川が鱗(うろこ)みたいに見えるよ。
キラキラしてきれいだね!」とお話してくれました。
日常の中にある子どもの発見の中にある豊かさと一人一人にある育みにも感謝を覚える学期末です。
今年の愛児園の降誕劇で取り組んだ「ヨシュアのクリスマス」は、羊飼いの少年から見たクリスマスストーリーでした。
御使いのお告げを信じ救い主を探そうと行動に移し、身重のマリアを気遣って、自分のできることをしてお手伝いしたい、という羊飼いたち。
次の聖書の言葉を思い起こされました。
「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです。」マタイ5:3,8
冬休みの日々と年末年始も、慈しみ深い神様の恵みが、各ご家庭にありますように。
《チャペル》
愛児園に移行したばかりのDさんにとって、プレの時よりも長いチャペルは高いハードルを感じているはずです。
チャペルの空気を吸収し、周りにいる年上の園児を見本としながら、徐々に適応し頑張っています。
秋学期はキリストのご生涯から始まり、旧約聖書の神様に忠実に仕えたダビデ、エリヤとエリシャ、ダニエルを通して、神様を信頼することを学びました。

みことばとさんび
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」ヨハネ14:6
「ダビデはその行く所、どこででも勝利を収めた。主が彼とともにおられた。」Ⅰサムエル18:14
「しかし、主を待ち望む者は、新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。走って力衰えず、歩いても疲れない。」イザヤ40:31
「主にあって、その大能の力によって強められなさい。」エペソ 6:10
《諸活動》
楽器指導&季節のうた
今学期は、歌詞を楽しみながら、秋の歌を歌いました。
またABの打楽器合奏曲は「アイネクライネナハトムジーク」でした。
Cさんは「おんまはみんな」をカスタネットで取り組みました。
9月『コスモス』『こおろぎ』…短く優しい曲ですが、情緒豊かなメロディーと歌詞を楽しみました。
10月『マーチングマーチ』…60年も前の曲ですが、歌っていると元気をもらえる楽しい曲を楽しみました。。
11月 『あかきちゃのはっぱ』…盆踊り風のリズムで歌いながら、秋色の葉っぱをイメージしました。
12月『牧人羊が』…羊飼いの少年が体験したクリスマスにピッタリの子ども讃美歌は、とても素敵な歌詞でした。
体 操  
秋学期から新たに『MORNING SUN』体操に取り組んでいます。キラキラ輝くイメージを抱く歌詞とメロディーが、子どもたちにとって魅力的なようです。CDさんも楽しくチャレンジ中です。
今年の公開体育のテーマは『わたしとぼくをプレゼント』でした。
今を大切にして一生懸命取り組むこと、そして互いに一歩近づいて、力を合わせ育ち合う機会になったと思います。
秋学期Cさんは、強い手で体を支える、両足ジャンプを意識して手具や用具に取り組みました。
Bさんはフラッグに続いてリボンの特性を楽しみながら、二人組の協働運動や隊形変化を楽しみました。
Aさんはパラウェーブ体操を通して、自分の役割を考えながら協力することを楽しみました。     
秋が深まってからは、自分の目標に向かって縄跳びに取り組む姿が見られます。冬休み中も継続できるといいですね!
造 形
秋の観察画は季節を感じる素材でした。
・カード作り…敬老の日に贈るカードを手作り。Aは絵手紙、BCはにじみ絵した和紙を貼りました。
・観察画…C「ザクロ」B「サンマ」は実物を目の前にしてA「教会」は猿渡川堤防側から写生しました。
・粘土…いつも使用している油粘土でA「木」B「お弁当」C「お菓子」を作りました。題材を意識して立体表現。

ハレルヤ愛児園
園長:原田和典
ハレルヤ愛児園

ハレルヤ愛児園のホームページです。知立キリスト教会付属のモンテッソーリ園で、定員が各学年8名の小規模園です。日毎に自分を成長させる、園児のいのちの躍動に感動しながら、よき環境作りをもって仕えています。「敏感期」を知った保護者が、子育てに喜びを見いだされる姿は、私たちスタッフの喜びです。

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