ハレルヤ便り 2021年度 秋号

ハレルヤ便り

《巻頭言》
2021年も残すところ数日となりました。
秋学期はコロナ感染拡大による緊張感が増す中でスタートしましたが、愛児園の日毎の歩み、そしてお泊り会、公開体育、親子遠足、クリスマスなどの行事も、全てが守られました。
季節の恵みと変化の中で、あっという間に学期末となったような気がしています。
秋学期を振り返ると、たくさんの喜びが積み重ねられて来たように思います。
「元気の贈りもの」をテーマとした公開体育では、それぞれの発達段階において準備された体を、自分の意思通りに使うことの喜び、チャレンジすることの喜びの姿に大人も感動しました。
先日のクリスマスでは、イエスさまをお迎えする喜び、「三本の木」のストーリーから神様の深い愛に触れる喜びに一同包まれました。
Aさん皆で作り上げたミュージックベル「きよしこの夜」は喜びに満たされた天使の調べのようでした。
そして日常にも、お仕事や生活において自分で出来るようになる喜び、正直になれた喜び、和解の喜び、小さなDさんを迎えて一緒に歩む喜びが満ち溢れました。
新しい年も新たな喜びが満ちますように。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。」Ⅰテサロニケ5:16-18
《チャペル》
秋学期はキリストのたとえ話とご生涯から始まり、神様から選ばれたダビデ、厳しい状況の中で神様に信頼したエリヤとエリシャ、ダニエルとエステルを通して、神様に従うことの祝福を学びました。
みことばとさんび
「御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。」マタイ6:10
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」ヨハネ14:6
「ダビデはその行く所、どこででも勝利を収めた。主が彼とともにおられた。」Ⅰサムエル18:14
「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。」イザヤ40:31
「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。」エペソ 6:10
…上記のみことば賛美を覚えて歌いました。振付や手拍子、手話と共に楽しみました。
《諸活動》
楽器指導&季節のうた
今学期は、歌詞を楽しみながら、秋の歌を歌いました。
Cさんはユーモラスな「おんまはみんな」をカスタネットでリズムを楽しみました。
ABさんは打楽器のみで「アイネクライネナハトムジーク」に挑戦。
毎日お弁当の時間に聞いて、メロディーを口ずさむまでに親しみを持ってから、楽器ごとに取り組みました。
9月『コスモス』…秋の風物詩コスモス、コスモスのおしゃべりを想像しながら歌いました。
10月『マーチングマーチ』…「さっちゃん」で有名な阪田寛夫さんの楽しい歌詞と軽快なメロディーの歌。
11月『あかきちゃのはっぱ』…秋になり赤黄茶に変化する葉っぱを意識しながら、歌いました。
12月『夢見人ドリーマー』…劇のストーリーと歌詞がピッタリ合っていたので、心から賛美しました。
体 操  
今年の公開体育も元気いっぱいに演技する子どもたちの姿は、日常的な様子でしたが、見ている者にも届く元気の贈り物だったと思います。
子どもたちの成長を共有でき感謝でした。
秋学期は幼いDさんも一緒に音楽を楽しみながらリズム体操、腕をしっかり伸ばす意識で臨んだバトン体操、風を切るように直線的な動きを楽しむフラッグ体操、友達と協力しながら放射線や格子を組んだパラウェーブ体操を楽しみました。
Aさんのリレーはバトンを繋ぐ、ということを意識しながら一生懸命走りました。
発達段階に応じた課題に取り組む跳び箱、鉄棒吊り輪、平均台にも一生懸命に取り組みました。
場所と時間を用意し、繰り返し練習ができるようにしたところ、それぞれの課題克服に役立ちました。
改めて繰り返しの重要性を確信!
造 形
今学期も混色、観察画、粘土制作に取り組みました。
Dさんは初めての混色に取り組み、とても嬉しそうでした。
秋学期の作品は冬休み中に準備し、掲示いたします。

・カード作り…敬老の日に合わせカードのプレゼント作りをしました。
ハガキにCさんは指のスタンプ、Bさんは混色で写真を縁取り、Aさんは園庭に咲いた花々を描きました。
・粘土…Aさん「木」Bさん「お弁当」Cさん「お菓子」…生活に身近な物はイメージしやすく楽しく制作。
・観察画…Cさんは「ザクロ」Bさんは「サンマ」の観察画、Aさんは「教会」の写生に取り組みました。

ハレルヤ愛児園
園長:原田和典
ハレルヤ愛児園

ハレルヤ愛児園のホームページです。知立キリスト教会付属のモンテッソーリ園で、定員が各学年8名の小規模園です。日毎に自分を成長させる、園児のいのちの躍動に感動しながら、よき環境作りをもって仕えています。「敏感期」を知った保護者が、子育てに喜びを見いだされる姿は、私たちスタッフの喜びです。

ハレルヤ愛児園をフォローする
ハレルヤ便り