











《巻頭言》
数年ぶりに冬らしい寒さの1月から打って変わり、2月からは春のような暖かさが続き、桜の開花も記録的に早まりました。
コロナ禍にあった今年度でしたが、愛児園の日々とご家族の守りがあり、本当に感謝でした。
また保護者の皆さまのコロナ感染対応や園変化へのご協力も、ありがとうございました。
先週土曜日には週初めの雨予測だったにも関わらず、好天の中で卒園式を行われました。
正装を身につけたAさんたちは、背筋をピンと伸ばして、心地よい緊張感で臨み、立派な姿を見せてくれました。
写真ムービーでは、幼いCDさんの時から振り返りますが、毎年のことながら成長ぶりに感動します。
「ずっといっしょ」という園児の歌と歌詞から、感極まって涙ぐんでおられる保護者、そして卒園児も少々感傷的になっていました。
これまでの園生活において、大小の困難を乗り越えた経験をしてきた子どもたちは、これから人生の荒波があったとしても、この経験が基礎に据えられていることを確信しています。
行ってらっしゃい、いつも応援しているよ、と祈りつつ送り出しました。
《チャペル》
冬学期は、「使徒の働き」からはイエスさまの証人となる素晴らしさを知りました。 またダニエルとエステルの人生からは、困難な状況の中にある神様の守りと力について、モーセ時代の「幕屋」からは、イエスさまがどんなお方なのかを、興味深く学びました。 宣教物語「ティファム」は、ハイチの実話が元になっています。 数枚の絵を見ながら素話スタイルで聞くお話でした。 10分を越えるお話を集中して、ワクワクしながら一生懸命耳を傾けていました。
みことばとさんび
「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」使徒の働き1:8
「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。」エペソ6:10
「強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにいるのだから。」ヨシュア1:9
『行きます!イエスさま』『エペソ6:10』『強くあれ雄々しくあれ』
…冬学期のみことば賛美は、歌詞もメロディーも元気が湧いてくる曲でした。
《諸活動》
楽器指導&季節のうた
今学期の季節の歌は、歌詞も旋律も素敵な歌ばかりで、ふと口ずさんでいる姿がありました。
合奏は子どもたちの大好きな『さんぽ』に取り組みました。
A(ピアニカ、大太鼓、小太鼓)B(トライアングル、カスタネット)C(鈴、タンバリン)と楽器毎の担当を充分に楽しみながら準備しました。
全員そろっての合奏は2回だけですが、見事に合わせられました。
1月『ゆきのプレゼント』…楽しみにしていた積雪とはなりませんでしたが、歌詞を楽しみました。
2月『世界中の子どもたちが』…新沢としひこさんの代表作。世界平和を願いながら楽しく歌いました。
3月『ずっといっしょ』…「手を繋ごう、これからも一緒…ずっとずっと大好きだよ」という素敵な歌詞と
メロディーは卒園児だけではなく、みんなが大好きな歌となりました。
体 操
冬学期は縄体操をA「BRAVE」「Make you happy」の2曲、B「勇気のルンダ」C「巌の上のポニョ」の曲に合わせ、発達段階に合わせた縄の使い方を楽しみました。
縄を使って三角や四角形、リボンと同様に2人組の動き、法則性ジャンプなどは数学的思考性を使いながら動きます。
Aさんの縄体操はパラウェーブより難易度が上がりましたが、最新の曲まで格好よく楽しんで取り組みました。
平均台、跳び箱、鉄棒と吊り輪にも取り組みました。ポイントを意識して体を使えるようになり、新たなチャレンジに繋がる段階に成長しています。
1月29日のA公開体育では、縄体操と組体操(テーマはお仕事で取り組んだヨーロッパ…欧州の数国のスポットを組体操で表現)の発表、そしてABさん合同のドッジボールは盛り上がりました!
造 形
観察画…Aさんは「イカ」Bさんは「ヒヤシンス」Cさんは「キャベツ」を描きました。
個々の絵画表現も成長を実感しています。『観て描く』という姿勢が各々身に着いて来ました。
粘土製作…土粘土を使用しAさん「自分の顔」Cさん「器」Bさんは紙粘土の「花瓶」の製作をしました。
土粘土や紙粘土の感触を楽しみながら製作に取り組みました。
版画…子ども達はプリンティング大好きです。年齢別に異なった素材で版を作り、刷る工程を楽しみました。
(A:紙版画,B&C:スチレン版画,D:粘土版画)